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2009年05月のトピックス

今日の妖精は、ウラゴマダラシジミです。 2009年05月31日
ウラゴマダラシジミ
昨日に引き続きゼフィルスの登場です。
今日は白地に黒い点があるウラゴマダラシジミ。
でもハネの表はきれいな水色をしていて、
チラッとですが見せてくれました!
文:川田 撮影:吉鶴
撮影場所:ネイチャーセンター前にて
ウラナミアカシジミ、木陰で休憩中。 2009年05月30日
ウラナミアカシジミ
森の妖精・ゼフィルスと呼ばれる
チョウの仲間が飛び始めました。
このウラナミアカシジミ以外にも、
アカシジミやウラゴマダラシジミも
出てきています。
木陰で休んでいる妖精たちを
探してみてください。
文:川田 撮影:水野
撮影場所:ヨシの湿地にて
ダイミョウセセリがこんなポーズしてました。 2009年05月29日
ダイミョウセセリ ダイミョウセセリ
ダイミョウセセリがのんびり日向ぼっこ。
近づいても逃げないので横から見てみたら、
なんと!まるでカマキリのように
前の脚を挙げているではありませんか。
トンボもよく前脚を挙げてとまっていますが
これは虫にとってのリラックスポーズ
なんでしょうか?
文:川田 撮影:川田
撮影場所:ネイチャーセンター横にて
今年は忘れなかったよ。クロガネモチ君。 2009年05月28日
クロガネモチ上:雄花 下:雌花 クロガネモチ上:雄花 下:雌花
存在感のある赤い実と異なり、花は地味に
咲いています。あまりに地味すぎて...
ときに開花状況の調査から抜けてしまうほど。
今年はなんとか気がつくことができました。
文:吉鶴 撮影:小出
撮影場所:ネイチャーセンター前にて
小さな恐竜、カナヘビ君。 2009年05月27日
ザトウムシの仲間を食べるカナヘビ ザトウムシの仲間を食べるカナヘビ ザトウムシの仲間を食べるカナヘビ
ザトウムシの仲間を捕らえたカナヘビ。
体の割には大きい獲物に悪戦苦闘していました。
この顔つきを見ると恐竜そのもの。
逃げようとするザトウムシと、決して放すまい
と頑張るカナヘビとの戦いは10分ほど続き、
最後はゴックンと飲み込み、ごちそうさまの
舌なめずりまでじっくりと観察させてくれました。
格闘の疲れと満腹感からか、このカナヘビ、
しばらくその場を動きませんでした。
というか動けなかったようです。
食べすぎは禁物ですね…。
文:川田 撮影:川田
撮影場所:ネイチャーセンター前にて
ササユリ第1号が咲きました。 2009年05月26日
ササユリ
お待ちかねのササユリが開花しました。
今日はまだ1輪ですが、他につぼみはたくさんついています。
見ごろは今週末くらいから6月の初めにかけて。
大輪のササユリをぜひ見に来てください。
文:川田 撮影:小出
撮影場所:観察路8番と9番の間にて
ヒメカマキリが孵化(ふか)しました。 2009年05月23日
孵化(ふか)したてのヒメカマキリ
以前卵のうを見つけてネイチャーセンターに置いておいた
ヒメカマキリが孵化(ふか)しました。その大きさも姿も
まるでアリのよう。でも仕草はやっぱりカマキリらしい
です。ケースから出すとピョンピョン跳ね回って、あっと
いう間に森の中に消えていきました。みんな、元気でね。
文:吉鶴 撮影:吉鶴
撮影場所:ネイチャーセンター前にて
テングチョウが羽化しました。 2009年05月22日
羽化したてのテングチョウ
ネイチャーセンターの前にあるエノキで
5月の初旬に幼虫を見つけて飼育していましたが、
今朝、ついに羽化しました!
お昼頃までゆっくりとハネを乾かし、
無事に飛び立っていきました。
見えているハネ(下ハネの裏)
に黒い筋があるのでメスのようです。
このチョウが今年の冬を越し、
来年の春に卵を生む可能性もあります。
またここのエノキで出会いたいな。
文:川田 撮影:川田
撮影場所:ネイチャーセンターにて
メタボじゃなくてもおなかが広い、ハラビロトンボ。 2009年05月21日
ハラビロトンボ(メス)
おなかの幅が広いハラビロトンボ。
オスは濃い目の水色をしています。
一気にトンボが出だして、
カブトムシ小屋の前の池に
クロスジギンヤンマが来ていますし、
トンボの湿地ではイトトンボの仲間が
見られるようになってきました。
文:川田 撮影:川田
撮影場所:自然観察の森周辺地域矢並町にて
宝石のようなアカガネサルハムシ。 2009年05月20日
アカガネサルハムシ
タマムシのように光り輝く
アカガネサルハムシ。
7mm程の小さい虫ですが、
この光沢は存在感があります。
ブドウの害虫なので嫌われることもあるようですが
この森では美しさから人気がある虫なんです。
文:川田 撮影:川田
撮影場所:ネイチャーセンター前にて
アズマヒキガエル上陸開始! 2009年05月17日
アズマヒキガエル アズマヒキガエル
昨日からの雨が引き金で、アズマヒキガエルが
上陸し始めました。ようやくオタマジャクシから
カエルになり、これからまだ見ぬ雑木林での生活
が始まるのです。大きさはまだ1cmほどで、
写真の中にじつは10頭写っています。ちなみに
その一部分を拡大すると、下の写真になります。
文:吉鶴 撮影:小出
撮影場所:ミズギボウシの湿地にて
オヤブジラミが虎視眈々(こしたんたん)と。 2009年05月16日
オヤブジラミ 上:花 下:実 オヤブジラミ 上:花 下:実 オヤブジラミ 上:花 下:実
道端によく繁茂しているこの植物。
実には小さいとげがたくさんあるため
シラミのように服などにくっつくから
というのが名前の由来です。
小さいながらも実がくっつく機会を狙っている今日この頃。
なんとも気の毒な名前ですが、
漢方薬に使われるお役立ちの植物なんですよ。
文:川田 撮影:吉鶴
撮影場所:臨時駐車場付近にて
ネジキの準備、整いました。 2009年05月13日
ネジキ
ただいま、森ではツブラジイの花の香に囲まれて
います。この香が終わるとネジキの香る季節。
つぼみも大分ふくらみ、準備万端整った感じです。
文:吉鶴 撮影:中尾
撮影場所:ドングリ広場にて
タイワンタケクマバチが記録されました。 2009年05月12日
タイワンタケクマバチ
豊田市梅坪町などで2007年に日本で初めて発見
された外来種のハチが、自然観察の森周辺地域
でも確認されてしまいました。クマバチほどの
大きさという大きなハチです。外来種は日本で
さまざまな問題を起こしていますので、今後
このハチがどのような影響を及ぼすか心配です。
文:吉鶴 撮影:吉鶴
撮影場所:周辺地域市木町南山にて
コツクバネウツギが満開です。 2009年05月10日
コツクバネウツギ
盛りの過ぎたツクバネウツギの花に代わり、
コツクバネウツギが満開です。ツクバネ
ウツギとの違いは、花の根元の部分(がく)
がツクバネウツギが5枚に対し、コツクバネ
ウツギは2~3枚と少ないのが特徴です。
文:吉鶴 撮影:川田
撮影場所:シダの谷にて
シュレーゲルアオガエルの卵塊が見られます。 2009年05月08日
シュレーゲルアオガエルの卵塊
泡に包まれた小さな粒々が一つの卵です。
泥に穴を掘って産むカエルで、
あぜ道のすぐ足元でよく見ます。
「ケレレ、コロコロ…」とよく鳴いていますが、
まだまだこれからも産まれるかな?
文:川田 撮影:川田
撮影場所:トンボの湿地にて
甘い香のハリエンジュ(ニセアカシア)。 2009年05月07日
ハリエンジュ(ニセアカシア)
フジの花を白くしたような
ハリエンジュの花が満開です。
少し離れたところで咲いていても
甘いよい香が漂ってきます。
秋には大きな豆のような実がなり、
シジュウカラたちがくちばしでつついて
中の実を食べる様子が見られます。
文:川田 撮影:川田
撮影場所:トンボ池横にて
タカノツメが満開です。 2009年05月06日
タカノツメ
秋には黄葉で楽しませてくれるタカノツメ。
花が地味な上、木の高いところで
咲いていることが多いので、
落ちている花を見て気付くこともしばしば。
でも今年は観察しやすい木がいくつかあります。
雄株と雌株があり、この木の花は雄しべが
ピョコピョコ出ているので雄株です。
じゃあ、雌花はどんな花??
ぜひ雌株を探してみてください。
文:川田 撮影:川田
撮影場所:ネイチャーセンター横にて
雨をしのぐシオヤトンボ。 2009年05月05日
シオヤトンボ
久しぶりの雨。
シオヤトンボが枝につかまって
雨をしのいでいました。
虫たちはこうやって
雨の日を過ごすんですね。
明日も天気悪そうだけど
頑張って、トンボ君。
文:川田 撮影:川田
撮影場所:自然観察の森周辺地域矢並町にて
満開のツリバナ。 2009年05月04日
ツリバナ
名前の通り花が吊られているツリバナ。
花はあまり目立ちませんが、
秋にできる実は鮮やかな赤い色をしています。
今ツリバナが満開!
鈴なりに咲いていてお勧めの見どころです。
文:川田 撮影:吉鶴
撮影場所:自然観察の森周辺地域市木町にて
コチドリが水を張り始めた水田に来ていました。 2009年05月02日
コチドリ
田おこしをして水を張り始めた水田に
コチドリが来ていました。
この地域には広い水田があり、
現在新しい観察路を整備しています。
自然観察の森にはない環境ならではの
生き物を見ることができるコースです。
文:川田 撮影:川田
撮影場所:自然観察の森周辺地域古瀬間町にて
ナナホシテントウ求愛中。結果はいかに? 2009年05月01日
ナナホシテントウ
「ねーねー、僕と結婚しようよ。」
と、後ろのオスが一生懸命求愛中。
さあ、”テントウムシのサンバ”の歌のように
結婚式は挙げられたのでしょうか?
文:川田 撮影:川田
撮影場所:トンボの湿地にて

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