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2013年02月のトピックス

春の訪れ 2013年02月28日
アカタテハ
昨日の午後から気温が上がって、今日は春の盛りのような陽気です。ヨシの湿地ではアカタテハがひなたぼっこをしていました。アカタテハは成虫で越冬します。どこかによい隠れ家を見つけていたのでしょうか、冬を越したとは思えない美しい個体です。
文:小池 撮影:大熊
撮影場所:ヨシの湿地
元気に動き回っています 2013年02月27日
ニホンアカガエル
ニホンアカガエルの卵がオタマジャクシになり元気に動いていました。ちょこっと動画コーナーですでに紹介していますがヨシの湿地には白いオタマジャクシもおり、こちらも元気に動いています。白いカエルになるのか今後が楽しみです。
文:山下 撮影:小池
撮影場所:ヨシの湿地
さえずりはまだ? 2013年02月26日
ウグイス
いつもヨシの中で「チャッチャッ」と鳴いているウグイスですが、今日は姿を見せてくれました。ヨシの茎を移り渡り、まるで忍者のような動きでした。さえずりもそろそろ聞こえてくる頃です。練習をしているちょっとへたな「ホーホケキョ」を聞くのも楽しみです。
文:前畑 撮影:前畑
撮影場所:ヨシの湿地
びっしりキノコ! 2013年02月24日
キシメジsp.
腐りかけたクヌギの倒木の表面を、びっしりとキノコが覆っていました。思わず「うわっ」と声が出るインパクトです。どうやら広葉樹の朽ち木に生えるキシメジの仲間のようです。大きな倒木もこうやって少しずつ分解されて土にかえります。
文:小池 撮影:小池
撮影場所:シダの谷
あなたはだあれ? 2013年02月23日
ミヤマホオジロ
一瞬カシラダカかな?と思いましたが、ミヤマホオジロのメスでした。1月11日のオスとは違い、黄色い部分が薄い色なのでわかりにくいです。そろそろ渡りの準備期間に入ったのか、エサを食べるのに夢中で人間にかまってられない冬鳥をよく見かけますが、ミヤマホオジロにはもうしばらくいてほしいです。
文:前畑 撮影:前畑
撮影場所:サワガニの交差点からウバユリの交差点
金運アップ? 2013年02月22日
ヘビの脱け殻
ストーブ用の薪の間からヘビの脱け殻が出てきました。ヘビの脱け殻は財布に入れておくと金運がアップすると言われていますがこんなにボロボロでも効果を発揮してくれるでしょうか。種類はわかりませんが脱け殻を残していった本人は現在冬眠中、春にはステキな姿を見せてくれるでしょう。
文:山下 撮影:山下
撮影場所:ネイチャーセンター
勾玉みたい 2013年02月21日
ニホンアカガエル
生まれたときは黒い丸でしかなかったニホンアカガエルの卵も順調に育ち、勾玉のような形のものも見られるようになってきました。かわいいサイズのおたまじゃくしが見られる日も近そうです。
文:山下 撮影:小池
撮影場所:ヨシの湿地
まだまだです 2013年02月20日
シジュウカラ
シジュウカラが日だまりで何か食べています。足をそろえている様子がかわいらしいです。森の中ではときおり「ツツピ ツツピ」とさえずりが聞こえるようになりました。まだまだ不慣れなさえずりです。いまのうちに練習して春にそなえているのでしょうか。
文:小池 撮影:小池
撮影場所:NCの交差点
にっこりと 2013年02月19日
クサギ
葉っぱの匂いが独特のクサギですが、葉が落ちた後の葉痕も独特です。カエルがにっこり笑っているように見えませんか?思わず微笑んでしまいます。冬の間は、色々な冬芽や葉痕をじっくり観察すると面白いです。
文:前畑 撮影:前畑
撮影場所:ヤブムラサキの交差点からオオルリの交差点
春の足音 2013年02月17日
ヒサカキ
ヒサカキのつぼみが目につくようになってきました。黒く丸いつぼみが枝の下側に鈴なり付いていて、春になると白く独特のにおいのする花が咲きます。寒い日が続いていますが春の足音はすぐ近くまで来ているようです。
文:山下 撮影:山下
撮影場所:シダの谷
もぬけのから 2013年02月16日
ドクガsp.
冬越しをしている生き物を探してネイチャーセンター周辺をうろうろしていると、コマユバチに寄生されたドクガの仲間の幼虫を見つけました。もうずいぶん前のもののようで、幼虫の身体もコマユバチの繭(まゆ)も中身は空っぽ。かさかさと風にゆれていました。
文:小池 撮影:小池
撮影場所:ネイチャーセンター
何を食べているの? 2013年02月15日
メジロ
冷たい雨が降る中、メジロが木の皮をついばんでいました。虫を食べているのでしょうか?身体が伸びたり縮んだり、忙しそうに動き回っていました。春に花の蜜を吸うメジロが楽しみです。
文:前畑 撮影:前畑
撮影場所:ネイチャーセンター
バレバレですよ 2013年02月14日
ホシハジロ
寺部池にいたカルガモの群れの中に一羽ホシハジロのメスが混ざっていました。写真の右側に写っているのがその個体です。まるで自分もカルガモだといわんばかりになじんでいましたが体色も大きさも違うのでバレバレです。メスはこのようにぼんやりとした色ですがオスは頭部が鮮やかな赤茶色で赤い目をしています。
文:山下 撮影:前畑
撮影場所:寺部池
見返り美人 2013年02月13日
コゲラ
今日のシダの谷にはたくさんのコゲラがいました。ギィィという特徴的な鳴き声やドラミングの音が四方八方から聞こえました。木の幹をすばやく動き回りながら頭を振ってドラミングをするので、写真を撮ろうとするといつもブレてしまいますが、今日はたまたま、きりっとこちらに振り返った決め顔を撮ることができました。
文:小池 撮影:小池
撮影場所:シダの谷
歓迎! 2013年02月12日
ヒレンジャク
ネイチャーセンター駐車場の近くの木にわらわらと飛んできた群れの正体は、なんとヒレンジャクでした。たまたま通りかかったのでしょうが、うれしいお客様です。ヒレンジャクは尾羽が赤く、キレンジャクは尾羽が黄色です。もしかしたら、ヒレンジャクの群れにキレンジャクが混ざっているかもしれません。
文:前畑 撮影:前畑
撮影場所:NCの駐車場
花?それとも木の実? 2013年02月11日
ナラメイガフシ
小さなコナラの幹にくっついているこちらの物体、花のようにも木の実のようにも見えますがその正体はナラメイガフシという虫こぶです。中を割ってみるとすでに宿主の昆虫は外に出た後でしたがその姿の面白さにすっかり魅了されてしまいました。
文:山下 撮影:前畑
撮影場所:バッタの原っぱ
繭(まゆ)で冬越し 2013年02月10日
シンジュサン
クロガネモチの葉に不思議な物体がくっついています。カマキリの卵のうに少し似ていて白っぽく、触ってみると泡のような見た目と違って硬いです。調べてみると、昨年10月18日に幼虫をご紹介したシンジュサンの繭(まゆ)でした。なにごともなければ夏に羽化するはずです。楽しみです。
文:小池 撮影:小池
撮影場所:シダの谷
モテモテですね 2013年02月09日
ニホンアカガエル
今朝は湿地一面氷が張りました。ニホンアカガエルの卵は無事でしょうか?先日の写真ですが、2匹のオスが1匹のメスにしがみつき、なぜかそのまま居眠りしています。きっとメスをうばいあった後、決着がつかずに疲れてしまったのでしょう。メスも迷惑そうに土の中にもぐろうとしています。
文:前畑 撮影:川島
撮影場所:ヨシの湿地
頭上注意 2013年02月08日
ウソ
青空は広がっているものの、冷たい風が嵐のように吹き荒れています。山の上を通る風がごうごうと鳴って、それに混じってとぎれとぎれに鳥の声がします。どこか遠くでウソが鳴いていると思ったら、頭のすぐ上でお食事中。か細い声にだまされてしまいました。
文:小池 撮影:小池
撮影場所:ヨシの湿地
アクロバティック!! 2013年02月07日
カケス
カケスがヒノキの枝につかまって何か白いものを引っ張っていました。遠くてよく見えませんがクモの巣か繭のように見えます。驚くのはその体勢で、なかなか大きな体をしているのに軽々と枝にぶら下がっています。
文:山下 撮影:前畑
撮影場所:ツリバナの交差点からモズの交差点
準備OK? 2013年02月06日
ニホンアカガエル
2日にニホンアカガエルの卵塊をご紹介しましたが、今日は産卵前のペアを発見しました。オスがぎゅっとしがみついているメスのお腹が、ふっくらとふくらんでいます。今夜産卵するのでしょうか。
文:小池 撮影:小池
撮影場所:ヨシの湿地
花粉がっ! 2013年02月03日
ハンノキ
ハンノキの花が咲きました。スギよりも早く花粉を飛ばします。枝を揺らしてみると、本当に黄色い花粉が飛び散りました。調べてみると、ハンノキの花粉症もあるようです。まだスギが花粉を飛ばしていないのに、今症状が出ているのはハンノキの花粉のせいかもしれません。
文:前畑 撮影:前畑
撮影場所:トンボの湿地
春はもうすぐ 2013年02月03日
フキノトウ
極寒の世界から一転、暖かく感じるほどのお天気です。昨日のニホンアカガエルの産卵に引き続き、フキノトウが顔を出しました。雄花と雌花がありますが、この状態ではまだわかりません。今後を見守りたいと思います。
文:小池 撮影:水野
撮影場所:ヒキガエルの交差点からシダの交差点
産まれました!! 2013年02月02日
ニホンアカガエル卵塊
待ちに待っていたニホンアカガエルの産卵を確認しました。どうやら昨日の夜に産卵されたもののようです。鳴いているカエルの姿も見ることができました。写真はヨシの湿地で撮ったものですが、トンボの湿地でも卵塊を見ることができます。
文:山下 撮影:前畑
撮影場所:ヨシの湿地
おしとやかに・・・ 2013年02月01日
ルリビタキ
ヨシの湿地でいつも見かけるルリビタキのメスです。1月18日のオスのルリビタキはネイチャーセンター周辺をなわばりにしていますが、メスのルリビタキはヨシの湿地がお気に入りのようです。オスとは違って、ひかえめで可愛らしい姿をしています。尾羽が青いのが特徴です。
文:前畑 撮影:前畑
撮影場所:ヨシの湿地

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