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2018年02月のトピックス

大きなお腹 2018年02月25日
ニホンアカガエル
観察路の修繕をしていたところ土の中にいたニホンアカガエルを掘り出してしまいました。先日のトピックスでも紹介したようにこの時期はニホンアカガエルの産卵時期です。掘り出されたカエルは産卵を控えたメスであったため、卵でお腹が膨らんでいます。写真を撮らせてもらったあとはそっと森へ放しました。無事に産卵が終わるように祈っています。
文:山下 撮影:小池
撮影場所:ネイチャーセンター
活動再開! 2018年02月24日
メダカ
トンボの湿地ではメダカの群れが泳いでいます。水温の上昇とともに冬眠から目覚め、動き始めているようです。列を作って泳いだり、じっと静止していたりと見ているこちらを楽しませてくれました。まだまだ寒い日は続いていますが、もうすぐ春が到来することを感じさせてくれます。
文:田島 撮影:田島
撮影場所:トンボの湿地
建て増し工事 2018年02月22日
樹洞
下の古い穴は数年前からありムササビの顔が見えることもあります。今日通りかかるとすぐ上に新しい穴が開いていました。ムササビは既存の穴を拡張などして使い自分で新しい穴を開けることはないので、キツツキの仲間がやって来たのでしょう。夜行性のムササビ、もし昼間の工事中に下の穴にいたら騒音で寝られなかったのでは?
文:小池 撮影:小池
撮影場所:ムササビの交差点から谷の交差点-2
咲いていますよ 2018年02月21日
ハンノキ
花や実の少ないこの時期にひっそりと花を咲かせているのがハンノキです。枝からぶら下がる黄緑色のふさが雄花序(雄花)、枝の先端にある赤く丸い部分が雌花序(雌花)です。雌花序は秋になると小さなマツボックリのような実になるので見たことがある方も多いのではないでしょうか。一見地味ですが味わい深い色と形をした花です。
文:山下 撮影:山下
撮影場所:ネイチャーセンター駐車場
空っぽのゆりかご 2018年02月20日
オオトリノフンダマシの卵のう(空)
クモの卵のう(卵を糸で巻いた袋)が風に揺れていました。形から見て、オオトリノフンダマシの卵のうのようです。下の方に大きな穴が開いていたので何者かに中身を食べられてしまったと思われます。通常、夏の終わり頃産卵、その年の秋にはふ化して、卵のうの上部に1mmほどの穴をあけて1頭ずつ出てきます。
文:小池 撮影:小池
撮影場所:レキの交差点からセミの交差点
見飽きません 2018年02月18日
ジョウビタキ
昨年末から1羽のジョウビタキが駐車場周辺を縄張りにしています。お辞儀をするようなポーズをしたり、草地へエサを捕まえに下りたりと短時間に様々な表情を見せてくれるのでずっと見ていても飽きません。センターのガラス越しに室内から見える時もあるので、見かけたらそっと観察してみてください。
文:山下 撮影:川島
撮影場所:ネイチャーセンター駐車場
餌台には興味なし? 2018年02月17日
カワラヒワ
つどいの広場では、春の陽気に誘われてシジュウカラなどの野鳥のさえずりが聞こえてきます。最近は「チュイーン、ビーン」と鳴くカワラヒワもやってきています。太いピンク色の嘴でムラサキシキブの枯れた実を食べていました。そばにある餌台には好物のヒマワリの種がたくさんあります。他の野鳥もやってきておらず独り占めできる状態のはずですが、気づいていないのでしょうか。
文:田島 撮影:田島
撮影場所:つどいの広場
何があったのでしょう 2018年02月16日
ムササビまたはニホンリスの巣材
木から茶色の綿のようなものぶら下がっています。よく見ると地面に落ちているものもあります。これはスギやヒノキの皮を細かく裂いたもので、ニホンリスやムササビの巣材です。巣が壊れてしまったのか、運ぶ途中で落としたのか、はたまた他のアクシデントか……正解は知り得ませんが、想像するのは楽しいことです。
文:小池 撮影:小池
撮影場所:ヒメタイコウチの交差点からセミの交差点
春を待ちわびて… 2018年02月15日
ヤママユの仲間の卵
コナラの枝に小さな丸いものがついていました。大きさや形状からウスタビガかヤママユの卵のようです。どちらも大型のガで卵で越冬をします。早ければ3月の終わりごろには卵から小さな幼虫が誕生するでしょう。春を待ちわびる小さな小さな命です。
文:山下 撮影:山下
撮影場所:エナガの交差点からレキの交差点
紅の美しいフワフワが! 2018年02月14日
フリソデヤナギ
道沿いからトンボ池を見てみると、フリソデヤナギの花芽が見られます。肉眼でも白いフワフワの毛が目立っています。次第にこの毛の間から雄しべの糸状の部分である花糸が伸びて紅色や黄色に見える花が咲きます。ずっと眺めているとそのフワフワした様子に思わず手を伸ばして触ってみたくなりました。
文:田島 撮影:田島
撮影場所:トンボ池の交差点
ピンクのお鼻のムササビさん 2018年02月13日
ムササビ
強い風が吹いた森の中、久しぶりに巣箱から顔を出しているムササビに出会いました。顔を見て「おや?」と思ったのが鼻の色。ピンク色がとても目立っています。怪我をしているわけでもないようですのでただ単にピンクの色が濃いだけのようですが、かわいいチャームポイントになっています。
文:山下 撮影:山下
撮影場所:オオルリの交差点
すっかりだまされました 2018年02月12日
カケス
森を歩いているとキツツキの声がし、木の幹をのぼる影があったので、アカゲラかな、アオゲラかな、とじっと見てみると、鳴きまね上手のカケスでした。枯れ木にはえたキノコのすきまをのぞきこんで、秋に隠したドングリを食べようと探していたのでしょうか。
文:小池 撮影:小池
撮影場所:ヒキガエルの交差点からヒメタイコウチの交差点
カエル合戦! 2018年02月11日
ニホンアカガエルのカエル合戦
先日産卵初認をお伝えしたニホンアカガエル。昨夜の雨で気温が高くなり、産卵数が増えるかな、とドキドキしていたところ、お昼過ぎにはメスをオスが奪い合ういわゆる「カエル合戦」が見られました。キュキュキュとさえずりが響き渡り、なかにはメス1頭にオスが5頭もしがみつき、メスがぐったりしている様子も見られました。
文:小池 撮影:小池
撮影場所:シダの交差点からヒキガエルの交差点
いつほころぶでしょうか? 2018年02月10日
ヤブツバキ
晴れていた天気が嘘のように午後から雨が降り出しました。今日は鳥の声もあまり聞こえず、雨音だけが森の中に響き渡っています。ヤブツバキの葉と蕾にも恵みの雨が降り注いでいました。開花し赤い花をのぞかせてくれるのはいつになるのか楽しみです。
文:田島 撮影:田島
撮影場所:ヤブムラサキの交差点からオオルリの交差点
ピ~ヒョロロロロ 2018年02月09日
トビ
タカの仲間の中では比較的容易に観察できるトビ。翼を広げると160cmほどもあり、肉眼でもよく見えますが、双眼鏡でのぞいてみると、目の周りの黒い模様に隠れがちな暗色のつぶらな瞳や、飛びながら頭を動かして下界の食べ物を探している様子がよくわかり、見落としがちな可愛らしさに心が和みます。
文:小池 撮影:小池
撮影場所:ヨシの湿地
お星さま出現 2018年02月08日
マンリョウのがく
2月に入り森の動物たちの食べ物もいよいよ少なくなってきました。年明けには多く見られたマンリョウの実も野鳥に食べられてしまったものが目立ちます。食べられた後のマンリョウを観察すると、がくの部分が星形をしていることに気づきました。赤い色が鮮やかなお星さまの出現です。
文:山下 撮影:山下
撮影場所:ヤブムラサキの交差点からアベマキの交差点1
賑やかな色合いのハト! 2018年02月07日
アオバト
観察路を歩いていると、頭上でガサガサとなにか生きものの音が聞こえました。肉眼で探してみると、緑色の美しいアオバトを見つけました。雌は全身緑色ですが、この個体は翼が赤紫色になっているので雄です。普段、市街地などで見かけるハトの声とは異なり、「アオーアオー」と不気味でもの悲しい声で鳴きます。最近森のあちらこちらで鳴いていることがあるので、歩いていると出会えるかもしれません。
文:田島 撮影:田島
撮影場所:ダルマガエルの交差点から寺部池観察デッキ
氷の摩天楼 2018年02月06日
霜柱
今朝はとびきり冷え込みました。地面がよく水分を含んでいるうえに、イノシシに掘られて地表面が柔らかくなっているシダの谷では、りっぱな霜柱がそこかしこにでき、日光があたるときらきらと輝きます。しゃがみこんで間近で観察すると、氷でできたビルが立ち並ぶ小さな街が現れたように見えました。
文:小池 撮影:小池
撮影場所:シダの谷
どこからでてくるの? 2018年02月04日
カワウ
寺部池の水面を見渡していると、黒い水鳥を発見しました。全身の黒い体とくちばしのつけ根の黄色が目立つカワウです。潜っては鋭いくちばしで魚を捕えていました。長い時では約70秒間潜ることもあるようです。一度潜ると予想外のところからひょこんと出てくるので、見つけるのに一苦労でした。
文:田島 撮影:田島
撮影場所:寺部池
産卵、始まりました! 2018年02月03日
ニホンアカガエルの卵塊
毎年この時期に行われるニホンアカガエルの産卵が始まりました。このところ毎日のように確認に行っていたのですがついに昨日、トンボの湿地で3個の卵塊が見つかりました。ヨシの湿地ではまだのようですが、これから徐々にその数を増やしていきます。
文:山下 撮影:小池
撮影場所:トンボの湿地
オカルトではないけれど、怖い話 2018年02月02日
アライグマ 足跡
湿地の付近に、まるで人間の赤ちゃんが手形をつけたような、動物の足跡がずっと続いていました。怪談のようでぎょっとしてしまいますが、これはアライグマ(特定外来生物)の足跡です。湿地ではまもなくニホンアカガエルの産卵が始まります。アライグマはカエルをよく食べるので、もしかしたら、下見に来たのかもしれません。
文:小池 撮影:小池
撮影場所:シダの交差点からヒキガエルの交差点
今度は黄緑色のキツツキ!! 2018年02月01日
アオゲラ
展望台付近で「キョッキョッ」という声と木を叩く音が聞こえてきました。木を叩く音は先週紹介したコゲラよりも分厚い印象です。待っていると近くに現れてくれました。背中の黄緑色と頭部にある赤色が美しいアオゲラです。ちなみにこの個体は雌で、雄は頭の後ろの赤色部が額まで及びます。途中で猛禽類が狙いを定めて急降下してきました。逃げ切れたようでほっとしたことでしょう。
文:田島 撮影:田島
撮影場所:展望台

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